2008年11月18日
Takeshiのちょっと
Takeshiのちょっとスコットランド
スコッチ文化研究所のスコッチ通信でちいさなコラムを書き始めて随分たつ。先日、25回目の原稿を上げた。数えると、6年目を終えようとしているのが分かる。

今回は第二次大戦中の映画を題材に、スコットランド、さらにアイラを舞台にまとめた内容になっている。第一次世界大戦も悲惨だったが、第二次世界大戦は別な意味で悲惨だった。飛行機の性能が上がって、たくさん爆弾をつめるようになったので、都市の本格的な破壊が可能になったからだ。
第一次世界大戦の頃にも爆撃はあったが、規模が違う。市民は戦争の恐怖を肌で感じ取っていたはずだ。
当時は今と違って国際関係が微妙で、男たちは怖くても戦争に行かなければならない状況をある程度理解していたと思う。起こるべくして、起こってしまったものなのだ。だが、子供や女性は違う。まさかの世界だ。10代の男女が戦場に送られることが、起きてしまったのだ。それでも、戦争に行ってもらって、勝たなければいけない。そこで、使われるのがプロパガンダである。
Wikipediaには「特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する宣伝行為。情報・心理戦の技術の一つであり、しばしば大きな政治的意味を持つ」とある。これは国民感情を操作して国の意向に沿う状況を作り出す点で、大変に危険な技術だが、ナチはこれを上手に使って第三帝国を作り出したのだ。日本も同じ技術で国民の気持ちをまとめ上げて行った。ソ連も中国もそうであり、アメリカさえもあまり変わらないと思う。
だが、ここで題材にしているプロパガンダは、国民に迷わず従軍してもらい、お国のために戦ってもらおうという当時の状況で作られたものだ。そんなものの一例がこちらにあるようなポスター群だ。
スコッチ通信でも、やはりプロパガンダ関連のものを扱っている。その意図する所は、怖くない戦争、素敵な戦場のような気がするのはのんきすぎるだろうか?死ぬと分かっていたら、辛いと分かっていたら、行かないだろう。だから、みんなで頑張り、勝ち抜く、戦っても、簡単には死なない、緊張するかもしれないが、怖くない、なんて感じの不思議なものが作られたような気がする。英国というのは、最終的に非常に粘り強かったが、気の良いのんびりした国だったのかもしれない。
今回、オリジナルはずっと長いものだったが、入りきらないから100~150文字カットしてくれと言われて、短くした。そこにはUボートの話が入っていた。
Takeshi Mogi
スコッチ文化研究所のスコッチ通信でちいさなコラムを書き始めて随分たつ。先日、25回目の原稿を上げた。数えると、6年目を終えようとしているのが分かる。

今回は第二次大戦中の映画を題材に、スコットランド、さらにアイラを舞台にまとめた内容になっている。第一次世界大戦も悲惨だったが、第二次世界大戦は別な意味で悲惨だった。飛行機の性能が上がって、たくさん爆弾をつめるようになったので、都市の本格的な破壊が可能になったからだ。
第一次世界大戦の頃にも爆撃はあったが、規模が違う。市民は戦争の恐怖を肌で感じ取っていたはずだ。
当時は今と違って国際関係が微妙で、男たちは怖くても戦争に行かなければならない状況をある程度理解していたと思う。起こるべくして、起こってしまったものなのだ。だが、子供や女性は違う。まさかの世界だ。10代の男女が戦場に送られることが、起きてしまったのだ。それでも、戦争に行ってもらって、勝たなければいけない。そこで、使われるのがプロパガンダである。
Wikipediaには「特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する宣伝行為。情報・心理戦の技術の一つであり、しばしば大きな政治的意味を持つ」とある。これは国民感情を操作して国の意向に沿う状況を作り出す点で、大変に危険な技術だが、ナチはこれを上手に使って第三帝国を作り出したのだ。日本も同じ技術で国民の気持ちをまとめ上げて行った。ソ連も中国もそうであり、アメリカさえもあまり変わらないと思う。
だが、ここで題材にしているプロパガンダは、国民に迷わず従軍してもらい、お国のために戦ってもらおうという当時の状況で作られたものだ。そんなものの一例がこちらにあるようなポスター群だ。
スコッチ通信でも、やはりプロパガンダ関連のものを扱っている。その意図する所は、怖くない戦争、素敵な戦場のような気がするのはのんきすぎるだろうか?死ぬと分かっていたら、辛いと分かっていたら、行かないだろう。だから、みんなで頑張り、勝ち抜く、戦っても、簡単には死なない、緊張するかもしれないが、怖くない、なんて感じの不思議なものが作られたような気がする。英国というのは、最終的に非常に粘り強かったが、気の良いのんびりした国だったのかもしれない。
今回、オリジナルはずっと長いものだったが、入りきらないから100~150文字カットしてくれと言われて、短くした。そこにはUボートの話が入っていた。
Takeshi Mogi
Posted by Takeshi Mogi at 20:24│Comments(0)
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