ウスケバ・ロゴ ウスケバ・ロゴ ウイスキー造りに欠かすことの出来ない「水」そして「樹」。自然の力が生み出す「生命の水」。

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プロフィール
Takeshi Mogi
Takeshi Mogi
アイラの新聞「イーラハ」日本特派員
バグパイパー(ハイランド+スモール)
ライター&翻訳家などを兼務しています。
アイラ島やスコットランのWEBを運営しています。
オーナーへメッセージ

2008年03月12日

Ileach Japan No9

Ileach Japan Vol35 No9

毎度おなじみイーラハ・ジャパンです。



今回も本誌は数多くの記事が並び、私もアイラ児童フェスティヴァルやディアジオの増益、落雷で教会のスイッチ・パネルが飛んだ話など訳したのですが、本誌が何ページも割いて訴えたのはアウター・ヘブリディーズ諸島へのフェリー料金優遇政策でした。私が訳したのはごく一部なのです。訳文からも伺えると思うのですが、結構強い語気で、アイラは怒っているという雰囲気が湯気のように上がってきます。

とにかく、フェリーの件ではアイラはずっと冷遇されてきたという気持ちがあるのです。昨年はいきなり2隻のうち1隻がオークニー航路に送り出され、ウィスキーの販売が伸びてフェリーはウィスキー用のタンクローリーで一杯、これに発酵残渣を輸送するトラックや石油用のタンクローリーが乗り込んで、ついには乗車用スロープの軸が折れるという事故までありました。ポート・エレンには小さな事務所があるだけなのに、ルイス島のストーノウェイには10数億円をかけたフェリー・ターミナルがさっさと出来上がっている。で、今回はルイス島を始めとするアウター・ヘブリディーズのフェリー料金を政府主導で値下げするという。しかも、アイラには最低2年半、こうした割引はなし。無論、こうした怒りにはアイラがウィスキー産業を通じて多額の税を納めているという認識があります。住人が払っているわけではないのですが、ウィスキーにかかっている高額な税や、フェリーがウィスキー作りに不可欠なことを考えれば、アイラに何らかの優遇があってしかるべきだと考えたくもなります。議員もおかしいと言っており、当然、他のインナー・ヘブリディーズ諸島の人々も同じ不満を抱いているでしょうから、何らかの変化はあるかもしれません。

Takeshi Mogi

この記事へのコメント
Takeshi Mogi 様
アイラの人に限らず、スコットランドの人たちは議員などに任せるだけではなく自分たちの生活を守るためにちゃんと自分の声を上げるんですね
私も見習わなきゃ(><)
今、仕事でもバタバタです
しばらく、状況を冷静に判断して対処方法を考えて行動に移さなければ
Posted by モルト大好き at 2008年03月12日 06:38
モルト大好きさんへ

アイラの新聞は読者のページにかなりの声が上がってきます。住人は3千数百人なので、みんな知り合いのようなもので、しかもそこいらじゅう親戚だらけの関係です。コミュニティの結びつきは結構強いですね。

ウィスキー作りはこの島の基幹産業なので、蒸留所は仕事にかかわる問題にはとてもシリアスです。問題があると、全蒸留所で結束することもあります。

毎日テレビでニュース見るたびに、赤くなったり青くなったりしています。気分はロケットパンチです。東京都民なので、新銀行東京の件は大魔神状態です。何もできないけど。

Takeshi Mogi
Posted by Takeshi Mogi at 2008年03月12日 12:30
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