ウスケバ・ロゴ ウスケバ・ロゴ ウイスキー造りに欠かすことの出来ない「水」そして「樹」。自然の力が生み出す「生命の水」。

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プロフィール
Takeshi Mogi
Takeshi Mogi
アイラの新聞「イーラハ」日本特派員
バグパイパー(ハイランド+スモール)
ライター&翻訳家などを兼務しています。
アイラ島やスコットランのWEBを運営しています。
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2008年02月27日

美しい日本の私 4

美しい日本の私 4

下宿先はお風呂やシャワーの使用が制限されていました。お風呂なら週1回、シャワーなら2回といわれました。そこで、語学学校の仲間の多くが下宿しているレーラー・ハオス(学校の寮だったのだと思います)にシャワーを借りに行きました。寮は大きく庭もあり、みな知り合いだったので共用のシャワーを使っても何も言われませんでした。

暑い夏の日にレーラー・ハオスに向かう途中、ガスト・ハオス(ご飯の食べられる酒場)の窓から若い男がビールを飲んでいるのが見えました。我慢ができずに入りましたが、中はさほど涼しくありません。この国でクーラーは見たことがなく、扇風機を眼にしたのも1回きりでした。ますます我慢ができずにヴァイス・ビーアを注文しました。普通のビールは1リットルですが、小麦ビールは500mlです。濁った金色の液体には半分に切ったレモンが浮いていました。ガスト・ハオスには男性は一人、老人が一人、窓から見えた男性には女性の同伴者がいました。私は酸味のある液体をあっという間に飲み干して、レーラー・ハオスに向かいましたが、入ってから出るまで、誰も動かず、言葉もなく、一口も飲まず、時間は止まったようでした。



レーラー・ハオスに着いてもほとんど誰もいませんでした。ビールが効いて汗だらけ、低い温度のシャワーを浴びると、すばらしく気持ちが良く、汗を拭いて庭に出るとベンチで横になりました。

しばらくすると知っている顔が数人づつ帰ってきました。涼しくなったので、私は来た道を戻り、途中でソーセージとパンを買って帰りました。下宿の流しには電熱式の給湯器が付いていましたが、ほとんど熱湯に近い熱さだったので、それでソーセージを暖めて食べました。

窓の外を見ると雨が降っていました。ザルツブルクでは毎夜雨が降るのです。

Takeshi Mogi

この記事へのコメント
いったいなぜ動かなかったのでしょう?
ひょっとして我慢大会?
そんなわけないですよ ヾ(_ _。)ハンセイ…
Posted by モルト大好き at 2008年02月27日 22:58
それは不思議でアンニュイなひとときでした。ラジオが鳴っていたような気もします。なにしろ20年以上も前のことです。ビールを頼み、10分か15分くらい居て、飲みました。

男女の二人は寄り添って座り、ラブラブな雰囲気でした。みんな飲みかけのビールを前に、ボーっとしているのです。私が入る前から置かれていたビールは、もう冷たくはなかったと思います。

イギリスでもそうですが、ビールに冷たさをあまり要求しない一面もあるのかもしれません。私はビールは冷たくないと嫌なので、ゴイゴイとのみ、最後はレモンを絞って飲みました。

普通のビールは1リットルで、私には量が多すぎましたので、ヴァイス・ビーアは手ごろでした。ドイツのグラスにはいっぱいに入れたところの目盛りがあり、そこまで入れることが必要なようでした。

Takeshi Mogi
Posted by Takeshi Mogi at 2008年02月27日 23:57
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